ひさびさにジュンク堂に行って来た。

おとといの飲み会の前に久々に博多に行く機会があったので、ジュンク堂で本を購入。
買ったのは以下の3冊

不全世界の創造手(アーキテクト) (朝日ノベルズ)

不全世界の創造手(アーキテクト) (朝日ノベルズ)

これは今朝読んでしまいました。
SFを読んだのは結構久々なんですが、一気に読んでしまいました。
いや、Uマシンの制御プログラムすごいね。
主人公は材料工学から機械工学まで、あらゆる分野の天才だ。
あらゆる物作りに興味があって、一人で全部作ってしまう。
でも、この本のテーマは技術的な部分ではないようで、Uマシンの機構に関する言及は最小限でした。
どちらかというと、技術をどう人の役に立てるかや、技術は使い様によっては善にも悪にもなるというジレンマがテーマかと思いましたが、それすらテーマの一角にすぎず、もっと政治的な部分がテーマである事を、あとがきを読んで気づきました。
所詮はフィクションと言えばそれまでですが、今の世界のありように対する批判を含んだ作品である事も間違いないです。

マカーになってからApple関係の本をいくつか読んでます。Jobsさんに関する本を読むと、だいたいは経営だったり、イノベーションだったりの話が主になりますが、今回はもっと技術者視点のお話が読めるのではないかと期待して購入。
まだ触りしか読んでないが、エンジニアの父からの教えなど、エンジニア・ウォズがどうやって出来あがってきたのか、先が気になる。

Java並行処理プログラミング ―その「基盤」と「最新API」を究める―

Java並行処理プログラミング ―その「基盤」と「最新API」を究める―

これはちょっと古い本になるのかもしれないけど、Javaで並列分散を学ぶにはこれが一番良さそうだと思って購入した。
アマゾンでは売り切れになってたが、天神のジュンク堂に奇跡的に1冊だけ置いてあった。
そろそろ研究室に割り振られる事になる訳だが、研究室では並列分散に関する事がやりたいと思っていて、それをやっている研究室に入る気満々なので、ちょっとは勉強しとこうと言う事でとりあえず買って来た。
しか〜し、並列分散と並行処理は意味的に多少違うものだとwikiを見てて気づいた。
まぁ、近い技術だし、並行処理を学んでも損にはならんとは思うが。